藤牧正充(ふじまき まさみつ)

京音楽大学声楽専攻(オペラ)卒業。同大学研究生オペラコース修了。ボローニャ国立音楽院満点授与で修了、ディプロマを取得。第32回イタリア声楽コンコルソ、ミラノ部門優勝、ミラノ大賞を受賞、翌年渡伊。2005年、チマローザ作曲「秘密の結婚」でチェゼーナ歌劇場にセンセーショナルにデビューし、同年、ボッシ作曲「マロンブラ」でボローニャ歌劇場にプリモテノールとして立て続けにデビュー、いずれも地元新聞、オペラ専門誌"L'opera"で、日本人とは思えない美しいイタリア語とその高い歌唱力は絶賛された。また、ボローニャでの公演はイタリア国営放送RAI3で中継され、放映された。音楽院修了後、日本へ帰国。帰国後も、多くのオペラをはじめ、コンサートソリストとしても活躍、好評を博している他、ヴォイストレーナー、合唱指揮者としてもその指導手腕は高く評価されている。

中野区民合唱団ではチーフトレーナーとして声楽家としての確かな声楽メソッドに基づく発声法と幅広い音楽知識に裏打ちされた深い音楽的解釈で定期演奏会を成功に導いている。

現在、東京音楽大学、同大学院講師。東京二期会会員。日本声楽アカデミー会員。

 

 

山口浩史(やまぐち ひろし)

山形県山形市出身、県立山形北高等学校音楽科卒業。東京音楽大学声楽科オペラコース卒業、同大学研究生オペラコース修了。イタリア ローマ・サンタチェチーリア音楽院 室内声楽科のディプロマ取得、最高点を得て修了。 

合唱指揮法を故北村協一、声楽を篠崎義昭、Y.ムラーゾヴァ、 S.シルヴェーリ、L.ペトロツェーロの各氏に師事。 

カウンターテノールとして、G.F.ヘンデル「メサイア」 G.B.ペルゴレージ「スタバトマーテル」J.S.バッハ「カンタータ 170番」C.オルフ作曲「カルミナ ブラーナ」のテノー ルソロをはじめ、数多くのバロック音楽レパトリーを歌う。また、古典 派音楽までにとどまらず、ロマン派音楽から近代音楽までレパートリー は広く、挑戦を続けている。 

指揮、合唱指揮も活動の根幹を成し、イタリアでは、ヴェネツィア  S.アンジェロ教会、ローマ サン ピエトロ大寺院での、夕べのミサの音楽を指揮する。またローマ第三大学合唱団「Coro・ Roma Tre」にてアシスタントを務めた。帰国後も、愛知県芸術劇場合唱団、混声合唱団「羽ばたく会」・「中野区民合唱団」、みなと第九を歌う会、東京労音合唱団、西東京合唱団、日本フィルハーモーニー協会合唱団、江戸川第九を歌う会、ローズマリーなど、数多くの合唱団にかかわり、演奏曲への深い解釈と、声楽的テクニックを結びつける指導で、多くの影響を与えている。

 

 

 

一ノ瀬弘子(いちのせ ひろこ)

武蔵野音楽大学声楽科卒業。同大学院声楽科終了。

日本オペラ振興会オペラ歌手育成部終了。茨城県芸術祭奨励賞受賞。

1995,1996年イタリアにて研鑽を積む。フィレンツェにおいて開催された「若いオペラ歌手の国際セミナー」でディプロマを修得し、ボルゲーゼ宮殿でのコンサートに出演する。オペラ「修道女アンジェリカ」の看護修道女役、オペラ「椿姫」のヴィオレッタ役、アンニーナ役、横浜市旭区主催によるジョイントイリサイタル、すみだトリフォニーホール(大)・紀尾井ホールにおける伊能美智子氏歌曲「小倉百人一首」のシリーズなど現代のものにも活動の場を展げるほか、数多くのコンサートに出演。

1995年銀座・王子ホールにおいてリサイタルを開催。1996年より毎年、中野区文化・スポーツ振興公社との共催によるリサイタルを野方区民ホールにおいて開催。2000年には、東京藝術劇場においてリサイタルを開催した。

茨城放送、CATV等の放送にも度々出演。故東敦子、故アンリエット・ビュイグ・ロジェ、D・エルベルディング、横山修司、中西八寿子、降旗スミエの各氏に師事。

1986-2000年、尚美学園講師。声楽研究会「チェルキオ」主宰。

中野区民合唱団指導スタッフ。グルッポ ディ ウィズのメンバーとしてフライデーコンサートの企画・運営に携わる。日本演奏会連盟会員。

参加CD「小倉百人一首を歌うⅡ」「愛の詩特集」伊能美智子作品集

 

 

 

土屋繁孝(つちや しげたか)

福島県郡山市出身。合唱から声楽を志し、音楽大学に入学するために上京。東京音楽大学声楽科演奏家コースに入学し在学中に奨学金取得、卒業後も同大学院の修士課程、東京二期会オペラ研修所でオペラを中心に研磨を積む。その後東京音楽大学にて、オペラや合唱の授業で演奏助手を務める。現在はフリーの歌手として様々な演奏会やオペラの企画に参加、また指導者として合唱団のサポートにあたっている。

オペラのレパートリーは「フィガロの結婚」タイトルロール、アルマヴィーヴァ伯爵、「ドン・ジョヴァンニ」タイトルロール、「愛の妙薬」ベルコーレ、「ラ・ボエーム」マルチェッロ、ショナールなど。

声楽を高橋啓三、杉野正隆、水野賢司、各氏に師事。

東京室内歌劇場、啓声会、各会員。

八木智子(やぎ ともこ)

加藤由紀子(かとう ゆきこ)

東京音楽大ピアノ科卒業。同大学研究科ピアノ伴奏者コース終了。

 PTNAピアノコンペティションコンチェルト部門入賞。 ウイーン春季音楽アカデミー、Allegro vivoサマーアカデミーに参加し現地での終了演奏会に出演。 大学主催卒業演奏会に出演。在学中より、ソロ、歌曲伴奏・室内楽等でオーディションに合格し演奏活動を行う。

 これまでに、ピアノを武田真理、レナード・ホカンソン、ロナルド・カヴァイェ各氏に師事。 ソルフェージュ・伴奏法を、土田英介、迫 昭嘉、御邊典一各氏に師事。

現在、浦安女声合唱団、中野区民合唱団、合唱団楽々にて、ピアニストを務めるほか、リサイタル、サロンコンサート、合唱団演奏会など多方面から共演の依頼を受け演奏活動を行っている。