葛飾北斎 かつしかほくさい

〜両国を歩く

宝暦10年9月23日(1760年10月31日)~嘉永2年4月18日(1849年5月10日) 享年90歳(行年88歳)

 

 江戸時代後期の浮世絵師。化政文化を代表する一人。

代表作に『富嶽三十六景』などがあり、世界的に著名な画家である。

『水の画家』とも呼ばれ、水の動きに対する北斎の描写はじつに多彩である。

                                  (ウィキペディア・大久保純一『北斎』より) 

 都営地下鉄『両国駅』を出て『北斎通り』を東に錦糸町・トリフォニーホールに向かってゆくと 『東あられ』の外壁に描かれた 波の中の富士山(写真上の中央)が目につきます。 この建物辺りが葛飾北斎生誕の地と言われています。

その斜め向かい、緑公園の奥にある北斎美術館(写真上の右)、北斎の生きた姿を追うようにいくつかの作品が展示されています。外国人の多さに海外からの注目度の高さを感じました。

 ゴッホなど印象派に絵画のみならず工芸等 海外にも影響を及ぼしたと言われる葛飾北斎はその時代に90才まで絵師として生き、その姿は一心に絵を描き続けるあまりに 身の周りにも無頓着で 部屋がゴミだらけで不衛生でも一向に気に留めず(写真下の左) 汚れては引っ越しと、繰り返したそうです。 その姿を標したのか『畫狂老人卍墓』と北斎の墓の正面に刻まれています(下図)。

 

 田沼の時代を生き外国船もチラホラ現れる幕末に、北斎は「後10年、いや5年 天が命をくれたなら本当の画工になるのに」と

言い吃り、逝ったと記録されています。その北斎の辞世の句が

 

  ひとだまて ゆくきさんじや なつのはら

 

      やはり墓の右側に標されているそうです。

 

葛飾北斎墓

  誓教寺 台東区元浅草4-6-9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飯島半十郎著『浮世絵師便覧』1893年より